【2024年版】本場高知の生(なま)の初カツオとは

【2024年版】本場高知の生(なま)の初カツオとは

2024年の初カツオの特長

2024年の高知の初カツオは、去年同様に通常よりも脂が乗っています。
つまり体長は小さい初カツオの特長で、身質は秋の戻りカツオのような個体です。
さらに、一般的には夏に向けて水温が上がっていくとカツオの脂もだんだんと落ちてゆくのですが、市場での状態を見ていると、今年のカツオは夏本番までの間は例年に比べると脂が多めの初カツオが多く獲れると思います。

「生カツオ」は年に2回だけ

藤原鮮魚店では、高知沖で獲れるカツオを最も美味しくお召し上がりいただけるのは「年に2回」と考えています。それが、4月から6月の春の初カツオ、9月から11月の秋の戻りカツオです。当店が生のカツオのタタキを通販しているのが春と秋だけなのはこのためです。
高知沖のカツオが入荷しない1月~3月、味の落ちる7月~8月は販売を休止し、入荷予定の初カツオと戻りカツオのご予約のみ受け付けております。

冷凍カツオとはひと味違う「生の初カツオ」

脂の乗り切った秋の戻りカツオに対して、初カツオは赤身を楽しむと同時に、ワインで言うボジョレーヌーボーのような「初もの」を楽しむイベント感もあります。これは冷凍カツオでは楽しめません。また春のカツオならどれでも良いというわけでもありません。目利きが厳しく選ぶ「生の初カツオ」だからこその、ひと味違う「今が旬」をお楽しみいただけます。

手に入りにくいからこそギフトにも

こうした年中手に入らない、厳選された「生の初カツオ」は、春のイベントや特別な日のお祝い、母の日、父の日のギフトとしても毎年大変喜ばれております。ぜひ希少な旬の味を大切な方への贈り物としてご活用下さい。

初カツオは何月まで?

本場高知の初カツオは4月頃から獲れはじめ6月頃まで漁獲されています。7月に近づくと味が落ちるため当店でも販売を中止します。そもそも初カツオとは、カツオが獲れない1月~3月を我慢し続け、やっと4月頃から獲れはじめるカツオを「初カツオ」と喜んだようで、いつまでが初カツオなのかという明確な期限は決まっていないのです。

戻りカツオは何月から?

ちなみにカツオは高知沖では黒潮にのって4月頃から北上し宮城県沖までのエサを食べながら大きく育っていきます。そしてエサを沢山食べたカツオはたっぷりと脂を蓄えます。高知沖で秋頃に獲れはじめる大型のカツオを「戻りカツオ」といい、初カツオとはまた違った味わいの「旬の味」として喜ばれています。「生の戻りカツオ」は、当店では9月~11月が販売の時期です。お早めのご予約をよろしくお願いします。

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