藁焼きではないわけ

藁焼きではないわけ

藁焼きのメリットとデメリット

藁焼きの良いところは何と言っても藁の風味です。カツオの臭みや酸味が藁焼きの風味で消され、藁焼きの風味がカツオの旨味だけを引き出してくれます。そんな藁焼きの一番のおススメの食べ方は焼きたてほやほやの温かいタタキを塩だけで食べるとその旨さをダイレクトで感じられます。しかし通販での地方への発送ではその味を堪能することができません。
藁焼きタタキは美味しいのですが藁の風味が強すぎるとカツオ本来の味を消してしまいます。また少々味の悪いカツオも藁の風味で誤魔化すことができます。

当店が模索した「ガス直火」製法

同様に炭火焼も良くも悪くもカツオの本来の味を変えてしまいます。
そこでたどり着いたのが「ガス直火」によるカツオのたたき製法です。
ガス直火の良いところは、カツオの素材そのものの味をお届けすることができます。逆にいえば、ほぼ素材そのものの味なのでカツオの臭みなど誤魔化しができないという難しい側面もあります。しかし藤原鮮魚店では、仕入れ、捌き、カツオの火入れ(タタキ)を、店主一人が全ての工程を行っていますので、たくさんは作れませんが、カツオそのもの素材選びさえ間違えなければ、通販でも美味しいカツオのたたきをお届けする事ができます。

通販でもカツオのたたき本来のお味を

もちろん、そのままお召し上がりいただいてもカツオ本来のお味をお楽しみいただけるのが「ガス直火」によるカツオのたたきですが、藤原鮮魚店のオリジナルの「タレ」とガス直火のタタキの相性は抜群です。
藤原鮮魚店のオリジナルの「タタキのたれ」ですが、すりおろしたニンニクがたっぷり入った甘じょっぱいもので、酸味の苦手なお子さんからも人気です。そんなタレとの相性は藁焼きタタキよりもガス焼きタタキの方が相性がよいです。藁焼きタタキの風味と藤原鮮魚店のオリジナルのタレではお互いの味が主張しすぎるためお互いの良さを打ち消すことになります。
藤原鮮魚店ではガス直火のタタキ、オリジナルのタレ、カツオのタタキと相性の良い薬味を一緒に召し上がって頂くことで、最もカツオ本来のお味をご堪能いただける一つの料理として完成しています。

ふるさと納税でも多くの方から特別なギフトとしてリピートをいただいている、藤原鮮魚店のガス直火のカツオのたたき、自信をもってお届けしておりますので、ぜひご賞味いただければと思います。

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