カツオの成分

カツオの成分

カツオの寿命は6年ほど全長1m、体重は最大でも10kgほどです。それ以上大きいカツオは市場に出回りません。マグロとカツオは分類上は同じサバ科。カツオもマグロの仲間と言えるカツオはマグロと同様に赤身の魚です。カツオが赤身なのはカツオの特性にあります。カツオはエラから酸素をとり込むことができません。エラを使わず泳ぐことで、口から水と一緒に酸素をとり入れ、ヘモグロビンとミオグロビンというたんぱく質により全身に送られます。カツオの身が赤いのはこのヘモグロビンの成分です。カツオはたんぱく質が豊富でカロリーが肉より低いことで知られています。
さらにカツオには、疲労を回復させたりする効果のあるバリンという必須アミノ酸も含まれます。

カツオの成分の紹介です
脂肪酸DHAとEPA その含有量は魚の中でもトップクラスです。DHAは脳の働きを活性化させEPAは血液をサラサラにし、血流をよくします。DHA・EPAはオメガ3と呼ばれます。体内で合成できないアミノ酸も多く含まれています。EPAやDHAは必須脂肪酸に分類され、人間の体では作られないため、食事から摂取する必要があります。
カツオの血合にい多く含まれているタウリンは心臓や肝臓の機能を高める役割があります。
ビタミンDビタミンBも含まれています。食欲不振、不安、集中力不足などの症状にも効果的です。 ストレスを強く感じたときに摂りたいビタミンと言われています。
鉄分も豊富に含まれています。鉄分は男女ともに必要な栄養素です。カツオ1人前(100g)だけで成人女性であれば約1/3日分の鉄分を摂ることができる鉄分を含んでいます。

たんぱく質ですが魚類でもトップクラスでたんぱく質の含有量が高く、カツオ1人前(100g)で、1日の約1/3~半分のたんぱく質を摂取することが可能です。たんぱく質は体の中で筋肉や臓器を作っている主な成分です。また、体の土台を作るだけでなく、酵素やホルモンなど、体の機能を調節する役割も担っています。そのため、たんぱく質が不足すると筋力が低下するだけでなく免疫機能の低下にも繋がります。
ビタミンB12と葉酸はマグロよりも多く含まれています。
高たんぱく質で必須アミノ酸が多く含まれ、かつ低カロリー。アスリートにも注目されるスーパーフードと言ってもよいのがカツオです。

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